沿  革

緑友ハーモニーの沿革

 東京学芸大学附属世田谷中学校卒業生の会を緑友同窓会と称しています。この会員に声をかけて混声合唱を歌おうと、小林美代子先生(5回生)を指導者に迎えて混声合唱団「緑友ハーモニー」が2003年1月に結成されました。初めは男女8名しか集まらなかったのですが、16年経った現在は1回生から20回生迄35人の規模になり、緑友同窓会の文化活動の一つとして活動をしています。

 緑友ハーモニーは結成して4か月後の2003年5月の緑友同窓会総会に出演しました。レパートリーは僅か1曲。盛大なアンコールにも応えることもなく初舞台は幕を閉じました。その後、団員も増えてきて活動が活発になり、2004年には親睦をかねて一泊二日の合宿が始まりました。その他、級友からの要請を受けて老人ホームでのコンサート、毎年開かれる同窓会総会に出演、12月の練習日はクリスマス・パーティーと楽しい行事が盛り沢山になりましたが、練習は月1回でした。これではなかなか上達できません。

 結成から6年経った2009年にようやく練習が月2回になり、「やっと初級が中級になったね」とお褒めの言葉をいただけるようになりました。指揮者が以前から指導されている附属小学校PTAを主体とする合唱団との合同演奏会の話が持ち上がり、2010年6月に「ピュアグリーン・ハーモニー演奏会」として大田区民プラザ・小ホールで行われました。出演者が多い割に客席が少なく、チケットの割振りには苦労があったと聞いております。これまでピアノ伴奏は数人の方にお願いしていましたが、このコンサートから奥田和先生が正規の伴奏者として指導いただくようになりました。新調した舞台衣裳を身に着けて、ようやく合唱団としての体裁が整ってきました。

 2013年10月には念願かなって単独で「緑友ハーモニーコンサート2013」を渋谷区文化総合センターの伝承ホールで行いました。出演者は34名になり、チェリストの勝田聰一氏(8回生)が加わり、色彩豊かなプログラムになりました。この演奏会を最後に指導者の小林美代子先生は惜しまれながら勇退されました。ともすると親睦が目的になりがちな仲間たちの集まりを合唱団に育てられた指導指揮に感謝と御礼を申し上げます。

 2014年からは指導者に声楽家の高島敦子先生をお迎えして3年間の研鑚を積み、2016年12月に「緑友ハーモニーコンサート2016」をめぐろパーシモンホール小ホールで行いました。出演者は32名、プログラムを合唱曲のみとしたので歌いごたえは十分でした。前回と同じく同窓生を中心に大勢の皆様が聴きに来てくださり、団員の大きな励みになりました。

 翌2017年12月には、共にピアノ伴奏を奥田和先生にお願いしている縁を元に実現した3団(目黒混声合唱団、コーロ・アンダンテ、緑友ハーモニー)によるジョイントコンサート「うたの花束」をみなとみらい小ホールで行いました。歴史のある二団に囲まれての演奏でしたが出身中学校のスクールカラーをかもしだせたかと思っております。

 現在の活動としては、月2回の定例練習、緑友同窓会総会ミニコンサート、軽井沢大賀ホールでの夏季合宿、養護老人ホームの慰問、クリスマスパーティーなどが主な行事です。

 合唱団の入団資格は、原則として同窓会会員としています。これまでの年齢制限を外して若返りを図り、継続可能な運営を目指しております。

会長挨拶​ 本荘静光

 ​ 緑友ハーモニーを代表して一言ご挨拶申し上げます。

 緑友ハーモニーも創立17年を経て円熟の域に達したかと思われます。以前から練習はミスしても本番に強いと云われて居りましたが、ステージで一瞬歌詞やリズムが狂っても動じる事なく平然と歌い続ける根性は立派です。これは年数を積んでコーラスの楽しみを自然と身につけて来た実績に加えて、合唱の芸術性と音楽性を巧みに合成して私達を楽に歌に乗せてしまう先生の指導が裏にあるからでしょう。ただし先生が「トチってもごまかせ」と云っておられる訳ではありません、念の為。

 ところで今回緑友H.にホームページが登場する事になりました。対外PRのみならず団員同士の意思疎通にも更に強力なシステムとなる事でしょう。ただし私のように使いこなせないITオンチも居るので、HPのみに頼って情報伝達に欠ける事の無き様御配慮を願う次第です。

 それにしても、大体カルチャーサークルなる物は、十数年を迎えると高齢化と会員減少に悩むものですが、わが緑友H.が、高齢化はしてもメンバーが減る事なく悠々と歌い継がれているのは何故でしょうか。無理をしなくても、それぞれの志向に合った歌い方を続ける環境がいつの間にか作られているのでしょうか。「それぞれに身の丈に合った合唱テクニックに応じて」などというと、どこかの側近大臣とコミにされて叩かれそうですが、こと私共の歌声に関しては一理ありましょう。一糸乱れぬエクセレントハーモニーで後期高齢コンクールの金メダルを狙うのではなく、それぞれのキャリアと年数が生きるような楽しいコーラスが続くことを心から願います。